お年玉は、相殺なのよ！

お年玉は、子供の頃には楽しみの一つであった☆

ただ、他からすると
かなり特殊なのかも知れないけれど･･･　('-'；)


お年玉は、まさにバトルであった。（笑
親戚間での熾烈な戦いなのだ。　(*ﾟ－ﾟ)


まず、お互いにお年玉のやり取りがあった場合･･･

自分に直接手渡されたお年玉は、
席を外した所ですぐに回収され、中身を抜き取られる。

すぐさま、別に用意したのし袋に入れ替え、
相手方の子供へと手渡しされて戻ってゆく。
同じくらいの年の子の間では、そのまま戻る。
手元には、残らない。

年齢によって、金額が変わるという変動も加わる。
マイナスになった時に、
自分から払わなきゃならないという事はない（※）が、
最低ラインの０円という結果にも成り得る。
お年玉をもらえても、全く手元に残らないというわけだ。　( o_o)

　※　子供だったから、払いようがない。
　　　小遣いも、一切なかったし。


残る物と言えば、抜き取られた後の
中身が空っぽの“お年玉のし袋”だけ･･･
オシャレなイラストの物とかがあって、
集めていたのを覚えている。

自分の年齢が大きくなれば、
この制度があっても　他よりも優位になる分、
手元にもそこそこの金額が残るようにはなって来るという仕組みだ。

そのまま、全てを受け取れる家庭が、羨ましかったなぁ。（笑


こんな状態なので、
当然ながら親や祖父母からお年玉が頂けるなんて事は
あるわけもなく･･･
もらえる家庭がある事に、とてもビックリしたものだ。

うーん･･･　当たり前にされてたけど、
これって、特殊なのかな？　「（゜‐゜）


幼いながらも、
どうして我が家ではそんな事になるのかと聞いてみた事があった。

理由は、
『全額自腹で、お年玉を配る余裕がないから･･･』だった。
協力を求めているというよりかは、
有無を言わせぬ強制的なものだった。　('-'；)