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本来、庖丁とは一生モノなのだが、
管理が出来ずに、錆でボロボロにさせてしまったり、
必要以上にガシガシと研いで、刀身を削り過ぎてしまうと、
一生モノのはずが、何年も経たない内に、
すぐ使い物にならなくなってしまう物でもある。 (×_×)

そんな間違った扱いが繰り返され、
とても不格好になってしまった出刃庖丁が出てきた!

つい先日の柳刃と同じで、
しのぎ
角度を無視してしまっていて、
刃線
付近のみを“取り合えず”
かなり鈍角に削った跡があった・・・
鈍角にすると、刃欠けしにくくはなるものの、かなり切れなくなる。
想像するに、よくわからずに
適当にやったものと推測される。 ('-';)

これでは、本来あるべき状態へ戻すのが凄く大変・・・
特に、出刃は、切刃の面が広いから、
荒研ぎをかけても相当な手間と時間がかかってしまう。 (×_×)


可能な限り、修正をかけてみた!!

かなり頑張ってはみたものの、
切刃
部分の全てをフラットには仕上げられなかった。

その後、鏡面処理を施したものの、
刃元からアゴにかけては、凹んでいる為に鏡面は及ばず、
曇ったままに留まった。

歪んでしまった形も、調整はかけたものの、
刃元部は、全然落とし足りていない・・・

切っ先ソリは、それらしい形には近づける事が出来たけど、
もう少しカーブを強めにかけた方が、使いやすくなるだろうなぁ~ ('-';)

どちらも不充分なままに終了させてしまったのは、
あまりに長期戦になる為に、
先に手が限界となってしまったから。 (^-^;)

もし、次にする時が来たら、
今度こそ、本来の正しい形に戻したいものだ。

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